富士フイルムは4月6日、業務用インクジェットプリンタ事業に本格参入すると発表した。英国子会社製インクに対応したプリンタを北米市場で発売し、順次エリアを拡大する。
FUJIFILM Sericolが製造する、紫外光で硬化するUVインクと、有機溶剤を溶媒とした溶剤インクに対応するプリンタを投入。UVインクはアクリルや金属など、厚みのある素材に直接印刷でき、溶剤インクは紙やビニールに直接印刷でき、耐候性に優れるため、屋外の大サイズの広告や看板などに向くという。
同社は製版用フィルムなどの販売を長年手掛けてきた。インクジェット販売では既存販路を活用し、印刷システム事業を2008年度に3000億円以上に拡大させるのが目標。
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