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米農務省、政府公式サイトで15万人の個人情報漏えい

» 2007年04月21日 07時47分 公開
[ITmedia]

 米農務省(USDA)は4月20日、約15万人の個人情報が政府のWebサイトで一時誤って公開され、誰からでも閲覧可能な状態であったことを明らかにした。

 同省は4月13日、USDA基金受領者から、USDAサイトで個人を特定可能な情報が閲覧できるとの通知を受けた。USDAはただちにすべての個人情報をWebサイトから削除したという。

 USDAによれば、4月13日以前に、農業サービス庁および農務省農村地域開発局から基金を受けている約4万7000人の個人情報が公開されていた可能性があるという。また同省のデータベースには、10万5000人から15万人程度の個人情報が登録されている。そのためUSDAは登録者全員に情報漏えいの事実を通知、1年間無料でクレジットモニタリングサービスを提供する。

 現時点では、漏えいした情報の悪用などの報告はないが、USDAが個人情報を削除する前に、ダウンロードされた可能性があるとしている。

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