ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

米国映画協会の元会長バレンティ氏死去

» 2007年04月28日 07時02分 公開
[ITmedia]
ジャック・バレンティ氏

 米国映画協会(MPAA)の会長を38年にわたり務め、米国の映画業界を代表するロビイストとしても知られるジャック・バレンティ氏が4月26日、85歳で死去した。

 バレンティ氏は、ジョンソン大統領の特別補佐官を務めた後、MPAAの会長に就任。任期中、映画レーティングシステムの導入を推進したほか、「デジタル時代」への移行に際しては、著作権侵害への対策を強く訴えた。

 MPAAの会長兼CEOを務めるダン・グリックマン氏は、バレンティ氏を「アメリカ映画と芸術の自由の熱心な擁護者だった」とし、「彼はわれわれにとっての模範」とコメントしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.