米国映画協会(MPAA)の会長を38年にわたり務め、米国の映画業界を代表するロビイストとしても知られるジャック・バレンティ氏が4月26日、85歳で死去した。
バレンティ氏は、ジョンソン大統領の特別補佐官を務めた後、MPAAの会長に就任。任期中、映画レーティングシステムの導入を推進したほか、「デジタル時代」への移行に際しては、著作権侵害への対策を強く訴えた。
MPAAの会長兼CEOを務めるダン・グリックマン氏は、バレンティ氏を「アメリカ映画と芸術の自由の熱心な擁護者だった」とし、「彼はわれわれにとっての模範」とコメントしている。
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