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» 2007年05月24日 17時38分 公開

NTTのテレビ電話品質評価モデルが国際標準に

[ITmedia]

 NTT(持ち株会社)は5月24日、同社が開発したテレビ電話の品質評価モデルが国際標準規格に採用されたと発表した。音声や映像のパラメーターを入力すれば、ユーザーが体感する品質を推定できるモデルで、ITU-Tがこのほど正式勧告「G.1070」として発効した。

 音声、映像それぞれの品質評価と、音声と映像を組み合わせた際の品質評価、という3つの軸で測定する。音声品質は、従来からテレビ電話の品質評価技術として利用されている国際標準モデル「E-model」(G.107)を採用した。

 映像品質の推定モデルは新開発した。映像コーデックやビットレート、フレームレート、パケット損失などといったパラメーターが、ユーザーの映像評価に与える影響をモデル化している。

 映像・音声を統合した場合のモデルも開発した。映像、音声それぞれで算出した推定値と、それぞれの遅延時間とのバランスなどを勘案して評価する。例えば「音声品質は良いが映像品質は悪い」「音声が映像よりも遅れる」「映像が音声よりも遅れる」といったケースで、ユーザーの体感品質にどれくらい差が出るかを計算する。

 同モデルは、同社が推進している次世代ネットワーク・NGNで、テレビ電話サービスの品質設計や管理などに利用するほか、すでに提供中のサービスの品質測定にも活用していく。

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