5月25日の株式市場で、東証マザーズ上場廃止が決まったインターネット総合研究所(IRI)に売り注文が殺到し、この日は売買が成立しなかった。
東証は同社株式について、同日以後最初の約定価格が決まる日まで値幅制限を撤廃する措置をとった。このため最終気配は前日比7300円安の6840円まで下がったが、差し引き約5万株の売り越しで大引けとなった。
このため東証は、「通常通りに特別気配を表示した場合、約定価格が決まるまでに期間を要することが予測される」として、週明けの28日の立会開始時に表示する特別気配は、「呼値などの状況を勘案して」東証が決める。
子会社のIRIユビテックは上場来安値を更新していたが、この日は4000円高の15万9000円に反発した。
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