ネットレイティングスの4月のインターネット利用動向調査によると、テレビ朝日のWebサイトがページビュー(PV)を伸ばした。番組改編に合わせて他キー局でもPVに変動があり、人気番組の有無がPVに大きく影響している様子がうかがえる。
テレビ朝日サイトは「時効警察」「仮面ライダー電王」関連コンテンツへのアクセスが増え、ユニークユーザー(UU)は前月比8%増の342万7000、PVは24%増の5432万6000となった。
ほかのキー局のPV・UUにも変化があり、テレビ東京は「ポケットモンスター ダイヤモンド&パール」などアニメコンテンツへのアクセスが増えてUUが22%増(339万5000)、PVが10%増(5428万9000)。逆にTBSは「花より男子2」の放送終了で減り、UUは25%減(421万)、PVは52%減(8639万9000)だった。
NHKは、統一地方選挙の開票速報にアクセスが集中。UUは10%増(680万6000)、PVは39%増(1億7758万3000)と伸びた。
統一地方選に絡み、政治関連のコンテンツを扱うサイトが軒並みアクセスを伸ばした。「Yahoo!みんなの政治」はUUが192%増(127万5000)、PVが382%増(779万4000)。「市民メディアインターネット新聞JANJAN」はUUが135%増(128万)、PVが882%増(1679万4000)。
同社の萩原雅之社長は「NHKサイトのUU、PV増は主に開票速報へのアクセスによるもので、NHKはネットでも選挙報道における強さを示した。Yahoo!みんなの政治やJANJANがアクセスを集めたことで、政策や政治家のデータベース、選挙コンテンツへのニーズが高いことが分かった」とコメントしている。
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