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Second Lifeにリアルな空、「WindLight Viewer」プレビュー

» 2007年05月30日 09時11分 公開
[ITmedia]

 米Linden Labは5月29日、仮想空間「Second Life」内でよりリアルな空の風景を表示する「WindLight First Look Viewer」をリリースした。

 このソフトは、Linden Labが1週間前に買収した米Windward Mark Interactiveのグラフィックス技術「WindLight」をベースにしたもの。この技術は大気中の塵や湿気などが光に与える影響をリアルタイムでシミュレーションし、日光や雲、水などをよりリアルに再現できる。

 Linden Labによると、「First Look」は「プレビュー」を意味し、同社は修正の必要なバグがあることを認識している。同社は、これは将来メインのSecond Lifeビュワーに組み込まれる技術のプレビューだとして、ユーザーにバグ報告などへの協力を求めている。

 またユーザーがWindLight Viewerに加えた設定変更はクライアント側のものであり、ほかのユーザーには見えないが、今後は不動産所有者や管理者に空の表示の変更を認めることも計画しているという。

 WindLight First Look ViewerはWindows、Mac、Linuxに対応。無償でダウンロードできる。通常のSecond Lifeビュワーと同様にメインのライブグリッドで動作する。推奨システム要件に変更はない。

 Linden LabはWindLight技術をオープンソース化する計画について、数週間のうちに発表したいと述べている。

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