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MS、Live Search Mapsでニューヨークを3D表示に

» 2007年05月30日 13時15分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは5月28日、Live Search Mapsで、ニューヨークを含む複数都市のリアルな3D画像を提供すると発表した。

 同社は上空斜め45度から撮影した航空写真を利用した画像は既に提供しており、一部の建物はテクスチャ付きの3Dモデルで表示することも可能だが、今回は、マンハッタンの主要な建物を3D化し、さまざまな方向から見ることが可能になっている。

 ニューヨークの立体地図画像では、タイムズスクウェアやセントラルパーク、ロックフェラープラザなどの観光名所の名称や、企業や店舗などの住所および電話番号を表示する。またリアルタイムの交通情報、ナビゲーション情報も提供する予定だ。さらにユーザーが自分で情報を加えて地図をカスタマイズし、ほかのユーザーと共有できる機能も持たせるという。

sample セントラルパーク

 Microsoftはニューヨークのほか、テキサス州オースティン、フロリダ州ケープコーラル、フロリダ州タンパ、オハイオ州シンシナティ、インディアナ州インディアナポリス(Indianapolis Motor Speedwayを含む)、ジョージア州サバンナ、英国ノーザンプトン、カナダのオタワの3D地図も作成、公開する。

 3D地図の公開は今年夏の終わりごろになる見込みという。

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