欧州連合(EU)の欧州議会は6月12日、指紋情報をあわせて登録する「Visa Information System」(VIS)に関する規制で合意し、システム導入にゴーサインを出した。
VISは、シェンゲン協定加盟国への入国または通過のために発行されるビザ(査証)、最高7000万人分のデータを保管する予定。保管される個人データには、申請者の写真と手指10本分の指紋が含まれる。
指紋を含む重要な個人情報を保管するシステムとなるため、最高レベルのセキュリティが適用される。警察および法的機関は、特定の条件下でのみ、システム内データへのアクセスが認められる。
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