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» 2007年06月18日 18時29分 公開

学会でメモをネット共有 参加者向けシステム、NIIら開発

DNPとNIIは、学会の参加者が聴講した内容をWeb上にメモしたり、ほかの参加者と情報共有できるシステムを開発した。

[ITmedia]

 大日本印刷(DNP)と国立情報学研究所(NII)は、学会などのイベント参加者が、イベントの内容やスケジュールをメモしたり、ほかの参加者と情報共有できるシステムを開発した。6月18日から始まる第21回人工知能学会全国大会(宮崎県)で活用する。

 参加者は、事前にICカードを受け取ってIDを取得。割り当てられた個人Webページに情報をメモしたり、会場内にあるICカードリーダーを利用して行動履歴を記録したりできる。

 NIIは、個人ページにメモを記録できるシステム「memoQ」を開発。テキストに「?」を付けると、メモをほかの聴講者に公開でき、講演聴講時に感じた疑問点などを共有できる仕組みだ。

 場所別の混雑情報をWebサイトで確認できる「ボルテージビュアー」(DNPが開発)の仕組みも備えた。会場内に設置したセンサーの前を通過する人数をカウントし、サーバへ送信する。

 携帯電話から画像・テキストをアップロードし、携帯やPCから閲覧・編集したり、ほかの参加者に公開できる「Information Clip」(DNPが開発)も利用できる。

 会場内にもPCを設置し、参加者が記録した情報にアクセスできるようにした。ICカードを使ってPCにログインすると、カード保有者が収集した情報や行動履歴、人気の高い会場が閲覧できる仕組みだ。

 記録した情報には学会終了後もアクセス可能。研究者同士が専用のコミュニティーサイトで交流できる仕組みも備えた。

 産業技術総合研究所が開発に協力した。研究者の情報をネットから自動で収集し、研究テーマや関連キーワードを抽出することで、研究者のつながりを検索するシステムを提供。コミュニティーサイトと組み合わせて利用できる。

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