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TBSと三井物産、ワンセグ事業を本格展開

» 2007年06月25日 19時36分 公開
[ITmedia]

 東京放送(TBS)と三井物産は6月25日、2005年に共同設立した、ワンセグ関連サービスを展開する企画会社・TMモバイルを事業会社化し、社名を「TBSディグネット(DigNet)」に変更すると発表した。TBSのデジタルメディア戦略の中核として、放送と通信の連携させた事業を展開する。

 新会社では、昨年10月からバラエティー番組「オビラジR」と連動したコミュニティーサイトを運営しており、今年9月からはTBSの携帯サイトを運営する予定だ。

 今後は放送と連動したコミュニティーサイトの運営や、サイトでの広告サービスを提供するほか、TBSのオンデマンド映像配信サービス「TBS BooBo BOX」を基盤に映像コンテンツを開発し、ネット配信も行う。携帯サイトやワンセグと連携したコンテンツの制作・運営も行う。

 資本金は4億9800万円、資本準備金は4億4800万円に増強し、TBSが60%、三井物産が40%出資する。

 DigNetは、モバイルとネットの世界を発掘するという意味と、デジタル・ネットワークを事業会社の主軸にするという意味を込めた。

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