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WiiとDS絶好調 任天堂、業績・販売台数予想を上方修正

» 2007年07月25日 16時57分 公開
[ITmedia]
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 任天堂は7月25日、2008年3月期の連結業績予想を修正し、営業利益が3700億円になる見通しだと発表した。当初予想から1000億円上積みし、前期比では63%増になる。WiiとニンテンドーDSの販売が全世界で好調に推移しているため。販売台数予想もそれぞれ上方修正した。

 修正後の予想は、売上高が1兆4000億円(前回予想比2600億円増、前期比44%増)、経常利益が4100億円(前回予想比1200億円増、前期比41%増)、純利益は2450億円(前回予想比700億円増、前期比40%増)。

任天堂の株価チャート任天堂の株価チャート(1年:縦軸の単位は1000円)

 ゲーム機売り上げの好調に加え、円安傾向が利益を押し上げる見通し。前提レートは1ドル=115円を118円に、1ユーロ=150円を155円に変更した。

 配当予想も修正し、前回予想の年間700円を年間960円とする。前期実績から270円の増配となる。

 07年4〜6月期の3カ月間で、ニンテンドーDSは698万台を販売し、累計販売は4727万台になった。Wiiは343万台を販売、累計販売は927万台になった。

 通期の販売台数予想は、ニンテンドーDSは当初予想から400万台増の2600万台(ソフトは同1000万本増の1億4000万本)、Wiiは同250万台増の1650万台(ソフトは同1700万本増の7200万本増)とした。

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