シャープは8月7日、韓国Samsung Electronicsが液晶ディスプレイに関する特許を侵害したとして、同社製液晶テレビなどの販売差し止めと損害賠償を求める訴えを米テキサス州東部地方裁判所に起こしたと発表した。
シャープによると、訴訟の対象は米国特許5件。液晶表示のコントラストを高める技術や、視野角を広げる技術などが含まれる。Samsung製液晶を組み込んだ液晶テレビや携帯電話がシャープ特許を侵害しているとして、損害賠償と製品の輸入・販売の差し止めなどを求めている。
シャープは、液晶関連技術のうち、汎用技術の特許はライセンス供与している。Samsungともライセンスについて話し合いを続けてきたが、解決は困難と判断して提訴に踏み切ったとしている。
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