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BEAとAdobeがRIA開発で提携

» 2007年09月13日 08時57分 公開
[ITmedia]

 米BEA Systemsと米Adobe Systemsは9月11日、サンフランシスコで開催中の「BEAWorld 2007」において、リッチインターネットアプリケーション(RIA)の開発で提携すると発表した。

 合意に基づき、BEAはEclipseベースの統合開発環境(IDE)「BEA Workshop Studio」に、Adobe Flexで開発するRIA向けのEclipseベースIDE「Adobe Flex Builder 2」をバンドルする。これにより開発者は、SOAとWeb2.0を統合したクロスプラットフォームのRIAを構築可能となる。またWorkshop Studio開発者は、RIA構築にFlex技術を利用できるようになる。

 またAdobeは、プロセス自動化のための企業向けサーバソフトウェアパッケージ「Adobe LiveCycle Enterprise Suite(ES)」に、BEAのアプリケーションサーバ「WebLogic Server」の評価版をバンドルすることを明らかにした。

 Workshop StudioとFlex Builder 2のバンドル製品は、Mozilla Public Licenseとして無償で提供されるAdobe Flex SDK(ソフトウェア開発キット)を含み、年内に出荷の予定。LiveCycle ESとWebLogic Serverのバンドル製品については、2008年初頭の発売予定となっている。

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