ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

WiMAXソフトバンク連合にニフティなどISP参加

» 2007年09月20日 16時32分 公開
[ITmedia]

 ソフトバンクとイー・アクセスは9月20日、2.5GHz帯を利用した次世代高速無線通信の免許取得に向け、ニフティやNECビッグローブなどISP 4社と、ゴールドマン・サックス(GS)など金融機関2社の計8社が共同出資する新会社で免許を申請すると発表した。

 企画会社としてすでに設立している「オープンワイヤレスネットワーク」(OpenWin)に、8社が合計200億5000万円出資する。払い込み期日は9月28日。

 出資額は、ソフトバンクとイー・アクセスがそれぞれ65億円(32.42%)、GSが45億円(22.44%)、テマセク・ホールディングスが23億5000万円(11.72%)、ニフティ、NECビッグローブ、ソネットエンタテインメント、フリービットがそれぞれ5000万円。

 8社連合の強みとして、ISP 4社とソフトバンクの「Yahoo!BB」を加えた合計会員数が1500万人に達し、MVNO事業を広く展開できることや、GSの資本力、アジアの通信市場への投資実績などを挙げている。

 イー・アクセスとソフトバンクは6月から、WiMAXの市場性分析や実証実験を重ねてきた。免許取得後はOpenWinがWiMAX事業を展開。イー・アクセスやソフトバンクなどに回線をホールセールする。

関連キーワード

WiMAX | ソフトバンク | MVNO


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.