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VonageとSprint、特許訴訟で和解

» 2007年10月09日 08時45分 公開
[ITmedia]

 米Sprint NextelとIP電話サービスの米Vonageは10月8日、両社間で係争中だった特許訴訟で和解に達したと発表した。Vonageが約8000万ドルをSprintに支払うほか、両社は新たにライセンス契約を締結し、SprintがVoice over Packet(VOP)特許をVonageにライセンスする。

 この訴訟では、カンザス州連邦地裁の陪審団が9月25日に、VonageがSprintの特許6件を侵害したとする評決を下し、Vonageに対し、賠償金6950万ドルなどの支払いを命じていた。

 和解の一環としてVonageが支払う金額の内訳は、過去のライセンス使用料として3500万ドル、将来のライセンス使用料として4000万ドル、前払いサービス料として500万ドルとなっている。

 両社間で新たに締結されたライセンス契約は、電話とインターネットなどの間で通話接続を行う方式やコンポーネント、システムなどに関するもので、対象となる特許は100件以上になるという。

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