オンラインチケット販売大手の米Ticketmasterは10月15日、米RMG Technologiesとの訴訟で、裁判所がRMGに対しチケット自動購入ソフト販売中止の仮処分を命じたことを明らかにした。Ticketmasterは、このソフトは同社のサイトに不法にアクセスするものだとしてRMGをロサンゼルス連邦地裁に提訴、ソフトの提供を差し止める仮処分を求めていた。
RMGはチケット自動購入ソフトを開発し、チケットブローカーなど、チケットを販売する業者に販売。ブローカーはこのソフトによって待ち行列の最初に割り込み、チケットを大量購入、そのチケットを高値で転売していた。Ticketmasterはこうした行為により、消費者が正規価格でチケットを購入できなくなっていると主張している。
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