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Microsoft、Facebookに2億4000万ドルを出資

» 2007年10月25日 08時28分 公開
[ITmedia]

 人気SNSの米Facebookと米Microsoftは10月24日、MicrosoftがFacebookに2億4000万ドルを出資すると発表した。両社は広告提携の拡大も併せて発表。MicrosoftはFacebookにとって唯一の広告プラットフォームパートナーとなり、米国に加えて海外のFacebook上の広告スペースの販売も担当する。

 今回の出資交渉で両社は、Facebookの企業価値を150億ドルと評価したという。

 両社は2006年8月に広告配信での提携を発表。Microsoftは米国における独占的プロバイダーとして、Facebook上のバナー広告をMicrosoftのadCenterプラットフォームで配信している。この契約は、今年初めに2011年まで延長された。

 FacebookのCRO(最高収益責任者)を務めるオーウェン・バン・ナッタ氏は、「Microsoftとの提携を次のレベルに移行することができてうれしく思う」とコメント。Microsoftのプラットフォーム&サービス部門のケビン・ジョンソン社長は、出資を決めた大きな理由として「広告パートナーとしての協業拡大の可能性」を挙げ、今回の発表は「両社だけでなく、両社のユーザーや広告主にとっても大きな勝利」とコメントしている。

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