任天堂は10月25日、2007年3月期の連結業績予想を修正し、経常利益が4600億円になる見通しだと発表した。6月に上方修正した予想からさらに500億円増え、前期比では59%増になる見通し。
ニンテンドーDSとWiiの販売が好調。想定為替レートを1ドル118円から115円に見直した一方、1ユーロ155円を160円に変更した。
修正後予想は、売上高は1兆5500億円(前回予想は1兆4000億円)、営業利益は4200億円(同3700億円)、純利益は2750億円(同2450億円)。期末配当予想も130円引き上げ、950円とする。年間では1090円(前期は690円)。
同日発表した9月中間期の連結決算は、売上高が6948億円(前年同期比132.5%増)、経常利益が2153億円(同127.5%増)だった。
ニンテンドーDSは中間期で1355万台を販売した上、「ポケットモンスター ダイヤモンド/パール」を海外でも発売し、同期中に695万本(累計1217万本)を売り上げた。ソフト販売は合計7550万本(74%増)だった。
Wiiの販売台数は733万台(累計1317万台)。「マリオパーティ8」が289万本に達し、中間期のソフト販売は合計3697万本だった。
同日、ニンテンドーDS用ワンセグ受信アダプタ「DSテレビ」を11月20日に発売すると発表した。スロットに差し込めばワンセグを視聴でき、画面を見ながらメモをするなど、DSならではの機能も盛り込んだ。6800円で、販売は同社Webサイトからのみ。11月8日から予約を受け付ける。
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