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「メンテに煩わされたくない人向け」、OneCareの設定変更問題でMSが釈明

» 2007年10月29日 09時05分 公開
[ITmedia]

 Microsoftのセキュリティソフト「Windows Live OneCare」をインストールすると、ユーザーの知らないうちに自動更新の設定が変えられてしまうと伝えられたことについて、Microsoftが10月25日、ブログで反論した。

 Windows Live OneCareチームのブログでMicrosoftは、「OneCareを最初にブートする段階でユーザーの設定に自動的な変更が加えられる可能性があることを伝えるため、最大限の努力をしてきた」と釈明している。

画像 MSは、OneCareセットアップ時に自動更新設定が変更される可能性を伝えていると反論

 この問題を伝えたWindows情報サイトのWindows Secretsは、OneCareをインストールする際の説明書きでも、自動更新の設定変更については何も触れていないと指摘。これに対してMicrosoftは、OneCareをセットアップする時点で、Microsoft Updateから重要な更新を自動的にインストールするため設定が変更される可能性があることを告げていると反論した。

 OneCareはPCの保護とメンテナンスに煩わされたくない人のための製品だと断った上で、Microsoftは、ユーザーからのフィードバックを検討し、OneCareのインストールに関する詳細をどう伝えるかについて、今後見直しを行うと表明した。

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