Time Warner、CEO交代

[ITmedia]

　米Time Warnerは11月5日、新CEOにジェフリー・ビュークス社長兼COO（最高執行責任者）を選出したと発表した。同氏の2008年1月1日付でのCEO就任に伴い、リチャード・パーソンズ現会長兼CEOはCEO職を退くが、引き続き会長を務める。

　CEO交代については、2006年初めから、パーソンズ氏と取締役会とで議論を進めてきたという。取締役会では、今回の決定は「思慮深く規律ある手続きを進めてきた結果」であり、「ジェフ・ビュークスが新CEOとなり、リチャード・パーソンズが引き続き会長を務めることを嬉しく思う」とコメントしている。

　ビュークス氏は、Home Box Office（HBO）で7年間CEOを務めた後、Time Warnerのエンターテインメント＆ネットワークグループの会長を務めた。2006年にTime Warner社長兼COOに就任してからは、TimeやHBO、Warner Bros.、Time Warner Cable、AOLなどの事業を監督している。