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ヤフーの行動ターゲティング、広告主がターゲット絞れる新機能

» 2007年11月13日 18時19分 公開
[ITmedia]

 ヤフーは11月13日、行動ターゲティング広告の新商品「カスタム行動ターゲティング広告」を発売した。

 従来は、Yahoo!JAPAN内で閲覧したページの内容や検索キーワードなどをもとにユーザーをカテゴリー分けし、広告主がカテゴリーを選んで出稿する仕組みだったが、新たに、広告主がオリジナルの「配信カテゴリー」を設定できるようにした。

 ヤフーが設定したカテゴリーに加え、広告主の広告をクリックしたことがあるかどうかや、広告主のサイトにアクセスした経験があるかといった条件、エリア情報や年齢性別といった条件を掛け合わせることができる。

 例えば自動車メーカーが、都内の富裕層向けに高級セダンのプロモーションを行う場合、自動車に関連したサイトと高級時計、ゴルフ関連サイトを閲覧したことがあり、自社サイトも訪れたことがある都内のユーザーを指定する――といったことが可能になる。

 第1弾として日本航空(JAL)の「JAL悟空」のプロモーションに活用する。JALが独自に指定した条件で、想定ターゲットを絞り込んでいく。

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