IBMは11月13日、無料のオフィススイートである「Lotus Symphony」のパフォーマンスと使いやすさを改善したβ2を発表した。同時にこれまでの登録ユーザーに関する統計も明らかにした。
Lotus Symphonyは表計算、ワードプロセッサ、プレゼンテーションの機能を持つオフィスアプリケーションを統合したもの。WindowsではXPとVista、LinuxではSLED 10、RHEL 5をサポートしている。
2カ月前から公開されているβは英語版のみだが、既に25万人が登録ユーザーとなっており、その半数は米国以外で利用している。日本からの利用者数は中国に次ぐ7位。また、Windows版が88%、Linux版が12%となっている。
Lotus Symphonyの開発チームは中国にあり、IBMでは開発チームを倍増させているところだという。
IBMではSymphonyを公共サービスに近いものであるとし、サードパーティーが再配布することを認めている。
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