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体験版コピーと解除ツールを販売 会社員逮捕

» 2007年11月27日 17時02分 公開
[ITmedia]

 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によると、北海道警は11月26日、無断コピーしたPC用ソフトを販売していた著作権法違反の疑いで、東京都杉並区の会社員の男を逮捕した。

 調べでは、男は6月30日〜7月3日ごろの間。「AutoCAD 2007」(オートデスク)を無断複製したDVD-R2枚を、北海道北見市の男性に6760円で販売したほか、「AutoCAD 2005」(同)をCD-R1枚に、AutoCAD 2007」をDVD-R1枚に無断複製し、同北広島市の女性に4360円で販売した疑い。

 オートデスクが無償配布している体験版を「研究用」と称して販売。体験版には30日の使用期限があり、販売相手が質問してきた場合には追加で3000円を振り込むように指示し、使用期限解除ツールを販売していた。少なくとも現在まで7カ月間にわたって海賊版を販売していたと見られる。

 北見方面斜里署に情報提供があり、同署がACCSに相談。ACCSがオートデスクに連絡した。

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