調査会社の米comScoreは11月27日、感謝祭翌週の月曜日「サイバーマンデー」(今年は26日)の米オンライン消費額に関する調査結果を発表した。当日のオンライン消費額(旅行以外の小売り関連)は、前年のサイバーマンデーを21%上回る7億3300万ドル。1日のオンライン消費額としては、初めて7億ドルを超えたという。
comScoreは、今後数週間にわたってサイバーマンデーの記録を超える日が何日もあるとみており、「うち数日は、8億ドルを超える可能性がある」としている。
前年と比較すると、オンラインで買い物をした人数は38%増加した一方、1人当たりの平均消費額は12%下がった。当日のオンライン消費額の60%は、オフィスからのアクセスによるものだったという。
小売店サイト別のビジター数ランキングでは、1位はAmazonで前年を26%上回るビジター数を獲得。2位はWal-Martで、以下Target、Dell、Best Buyと続く。また、小売り各社が年末商戦用プロモーションを掲載するサイト「CyberMonday.com」へのビジター数も、前年を56%上回る伸びをみせた。
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