米Appleは1月15日に公開したiPhoneとiPod touchのソフトウェアアップデートで、新機能に加えて複数の脆弱性を修正するパッチも盛り込んだ。いずれもiTunes経由でダウンロードできる。
今回リリースされたiPhone 1.1.3とiPod touch 1.1.3では、任意のコード実行や情報流出につながるSafariブラウザ関連の脆弱性2件と、iPhoneで緊急通報ダイヤル処理の問題を突いてパスワードロック機能が回避されてしまう問題に対処した。影響を受けるのはiPhone 1.0〜1.1.2、iPod touch 1.1〜1.1.2の各バージョン。
アップデートはすべてiTunes経由で配布され、Appleのダウンロードサイトなどでは提供しない。iTunesがアップデートを自動検出し、その後iPhoneやiPod touchを接続すると、アップデートをインストールするかどうか選択できる。Appleではできるだけ早期の導入を促している。
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