バンダイナムコホールディングスは2月6日、2008年3月期の連結業績予想を下方修正し、営業利益が前回予想から110億円減の340億円にとどまる見通しだと発表した。アミューズメント施設事業が苦戦している。
修正後の予想は、売上高が4650億円(前回予想比150億円減)、経常利益は355億円(同115億円減)、純利益は165億円(同100億円減)。前期比では増収減益になる見通し。
ゲームコンテンツ事業が国内の業務用、海外の家庭用を中心に好調に推移した一方で、トイホビー、映像音楽コンテンツは好調だった前年同期に及ばない見通し。さらにアミューズメント施設事業が既存店を中心に低調が続いているという。
アミューズメント施設事業は下期に入ってさらに厳しい状況になっており、計画を大幅に見直した。収益性の改善に向け、ナムコが運営する国内店舗の約2割に当たる50〜60店を来期までに閉鎖。費用として約20億円の特別損失を見込む。
映像音楽コンテンツ事業でも、国内市場の先行きが不透明なことから、映像ソフトの1〜3月期の販売計画を見直した。
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