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米大学、Intelを特許侵害で提訴

» 2008年02月08日 15時44分 公開
[ITmedia]

 米ウィスコンシン大学マディソン校の知財管理団体Wisconsin Alumni Research Foundation(WARF)は2月6日、米Intelを特許侵害で訴えた。

 同団体はウィスコンシン州西地区の連邦地裁に訴状を提出し、IntelのCore 2 Duoプロセッサが同大学の特許を侵害していると申し立てた。Intelが特許を侵害したことを認定する宣言的判決、侵害製品の販売停止、損害賠償を求めている。

 問題の特許(米国特許5,781,752号)はウィスコンシン大学の研究者が1998年に取得したもの。「Table Based Data Speculation Circuit for Parallel Processing Computer」という題で、コンピュータ処理の効率化と高速化に関連している。

 WARFは、Intelに何度もライセンス契約を持ちかけたが、同社が問題解決に向けて対応しなかったので法的手段に訴えたとしている。

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