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Acer、台湾のスマートフォンメーカーを買収

» 2008年03月04日 08時55分 公開
[ITmedia]

 台湾のAcerは3月3日、スマートフォンの設計・製造を手掛ける台湾のE-TENの買収で合意に達したと発表した。買収は株式交換の形で行われ、買収金額は約90億台湾ドル(約3億米ドル)。

 買収は、両社の取締役会で全会一致で承認されており、当局の承認などを経て、第3四半期に完了する見通し。

 今回のE-TEN買収は、米GatewayやオランダのPackard Bellの買収に続き、Acerの事業拡大戦略に沿うものだという。Acerは携帯コミュニケーションを急成長分野とみており、E-TEN買収によりスマートフォン市場での足場を固めるとともに、「PCとコミュニケーション技術を組み合わせることで、ウルトラモバイル分野での競争力を強化する」としている。

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