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日銀資料のネット流出、支店職員の私物PCから

» 2008年03月24日 14時28分 公開
[ITmedia]

 日本銀行松江支店の内部資料がネット上に流出した問題で、同支店は3月22日、「職員が上司に無断で資料を自宅に持ち帰り、私物PCで作業をしたところ流出した」と説明した。PCがWinnyの暴露ウイルスに感染していたとみられる。

 21日の午前10時半ごろ、同支店に「ネット上に同支店の資料がネット上に流出している」という匿名の連絡があり、確認したところ、同支店の職務関連資料と判明した。特定の金融機関の国債関連事務に関する検査実績や、決算分析など5種類が含まれていた。

 資料がアップロードされていたサイトには削除依頼し、22日までに削除を確認したとしている。対象の金融機関には個別に説明し、謝罪したという。

 同支店は今後、支店内の情報管理や資料の取り扱いルールを改めて徹底し、再発防止に努めるとしている。

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