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Flash Player新版公開、Vistaハッキングで発覚の脆弱性に対処

» 2008年04月10日 08時10分 公開
[ITmedia]

 米Adobe Systemsは4月8日、セキュリティカンファレンスでWindows Vistaのハッキングに利用されたFlash Playerの深刻な脆弱性に対処するアップデートを公開した。併せてColdFusionのアップデートもリリースされている。

 Flash Playerの脆弱性は、バージョン9.0.115.0/8.0.39.0およびそれ以前のバージョンが影響を受ける。悪用されるとシステムを制御される恐れがあり、ハッキングコンテスト「PWN to OWN 2008」ではセキュリティ研究者がこの脆弱性を突いてVistaハッキングに成功した。

 Adobeはユーザーに対し、Flash Player最新バージョン9.0.124.0へのアップデートを勧告している。

 これとは別に、ColdFusionの脆弱性に対処したアップデートも公開された。対象となるのはColdFusion 8と8.0.1。

 この問題を突かれた場合、リモートでの利用を想定していない機能に悪意を持ったユーザーがアクセスできてしまう可能性がある。深刻度は4段階で上から2番目の「重要」レベルとなっている。

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