米CBS傘下の音楽ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)Last.fmは4月9日、「無料オンデマンド」サービスを1月に開始して以来、Last.fm経由の楽曲販売が倍増したと発表した。
広告収入で運営される無料オンデマンドサービスは、4大レーベルをはじめ、Last.fmがライセンス契約を結んでいるレーベルの楽曲を、フルトラックで3回までストリーミングできるというもの。ユーザーは、気に入った楽曲をアフィリエイト先のiTunes Store、Amazon.com、7 Digitalなどのサイトからダウンロード購入することもできる。
Last.fmによると、このサービスの開始以来、提携先のAmazon.comでのLast.fm経由のCD販売および楽曲ダウンロード売り上げが、119%増加した。サービス開始によりLast.fmへのビジター数が増えたと同時に、既存ユーザーによる楽曲購入もサービス開始前を66%上回り、サイトでの「滞在時間」も、118%増えているという。
Last.fmは、楽曲への無料アクセスを提供することが、ユーザーによる楽曲の「発見」につながり、楽曲購入を推進したとみている。
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