USBキーやMP3プレーヤーなどのUSB機器にマルウェアがプリインストールされていたという報告が相次いでいる。
USBキーの感染は、SANS Internet Storm Centerが豪AUSCERTの情報として伝えた。HPのProliantサーバ用オプション製品「フロッピーUSBキー」がマルウェアをプリインストールした状態で出荷され、マシンに接続すると感染する状態になっていたという。
一方、ロシアのセキュリティ企業Kaspersky Labはブログで、同僚が旅先で入手したMP3プレーヤーを自宅のPCのUSBポートに接続したところ、マルウェアに感染したという事例を紹介した。
幸いこの同僚はKasperskyのウイルス対策ソフトでマルウェアを駆除できたと同社は説明。スマートフォンやMP3プレーヤー、フラッシュドライブなどがクリーンだと確信できない以上、ユーザーの側でサーバやPCを保護する必要があると説いている。
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