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日本HP、サーバ組み込み型の仮想化環境「ProLiant iVirtualization」

» 2008年05月08日 11時23分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(HP)は5月7日、同社としては初のサーバ組み込み型仮想化ソリューション「HP ProLiant iVirtualization」を発表した。VMwareを内蔵したUSBデバイスとProLiantサーバを組み合わせ、仮想化環境を容易に構築できるのが特徴という。

 第1弾として「HP ProLiant iVirtualization powered by VMware ESXi」を5月下旬から出荷する。USBデバイスに、仮想化ソフト「VMware ESXi 3.5 for HP ProLiant」を搭載。サーバの電源を投入すると、USBブートでVMware ESXiが起動し、基本情報の設定を行えば、仮想化環境を利用できるという。基本機能のみの「Standalone」が3万9900円から、付加価値機能を含む「Enterprise」が79万8000円から。

 将来はCitrixのXenServerやMicrosoftのHyper-Vにも対応する予定。ProLiantの多様な対応機種を選べる点や、サーバハードから仮想化ソフト、OSまで一括して販売・保守を行えるのが同ソリューションの強みだとしている。

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