中国の主要検索サイトやポータルサイトなどのトップページが、5月19日から一斉に白黒表示に変わった。主要なオンラインゲームサイトも3日間、運営を停止している。
中国政府が19日から21日までを「哀悼の日」と定めたのに伴い、四川大地震の犠牲者への追悼を示した。中国では、普段はカラー印刷の新聞も白黒で印刷され、映画館など娯楽施設も3日間、運営を停止している。
Google(谷歌)、百度といった大手検索サイトや、Yahoo!China(雅虎)といったポータルサイトは、トップページが白黒になっている。
Googleトップページには、追悼メッセージ入りバナーを表示。クリックすると、被災地区に住む人の安否情報を検索したり、地震に関するニュースを確認できるページにアクセスする。このページも白黒表示だ。
百度もロゴをクリックすると特集ページを表示。Yahoo!Chinaでは、白黒ベースのトップページに黄色く目立つアイコンで募金を呼び掛け、特集ページへのリンクを張っている。
動画投稿サイト「Youku」、ECサイト「Alibaba.com」、テレビ局「中央電視台(CCTV)」などのサイトも白黒に。Youkuはトップページで地震に関連する動画を特集し、特集ページも設置した。
「盛大」「第九城市」「NetEaseのゲームページ」などオンラインゲーム大手も3日間運営を停止し、トップページなどに哀悼の言葉を掲載している。
アリババなど、日本国内の中国関連企業の一部でも、トップページが白黒になっている。
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