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アイ・オーのNASで発煙62件 1万8000台を無償修理

» 2008年05月21日 15時12分 公開
[ITmedia]

 アイ・オー・データ機器は5月21日、家庭用NAS「HDL-U」シリーズの一部製品に発煙の危険性があるとし、計1万8109台を無償点検・修理すると発表した

 対象は、「HDL-120U」「HDL-160U」「HDL-160UR」「HDL-250U」「HDL-160U」「HDL-300U」「HDL-300UR」のうち、2004年3月から05年1月に生産した製品の一部。


画像 対象製品のシリアル番号
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 電源ユニットが故障した場合に、状態によっては発煙を伴う可能性があるという。発火の可能性はないとしている。

 3月にユーザーから発煙の報告が1件あり、経済産業省に届け出た(アイ・オー製NAS「HDL-160U」で焼損事故が1件発生)。その後調査したところ、これまでに同様な発煙の報告が62件あることが分かり、無償修理を決めた。

 修理の申し込みはWebサイトか電話で受け付ける。電源部分のみの修理のため、HDD内に保存されたデータに影響はないとみているが、同社は「万が一に備えて、重要なデータはバックアップして修理に出してほしい」としている。

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