大日本印刷(DNP)は5月26日、松下電器産業と日立製作所の液晶パネル製造会社・IPSアルファテクノロジが兵庫県姫路市に建設中の新工場に、第8世代液晶用カラーフィルター新工場を併設すると発表した。
約300億円を投じ、32インチ換算で約1000万台の生産能力を構築する。8月に着工、2010年1月に稼働を始める計画。
DNPは日立がIPSパネルの生産を始めた当初からカラーフィルターを供給してきた。DNPの第6世代以上のカラーフィルター生産能力は、09年度中にシャープの新工場とともに稼働を開始する予定の堺工場(第10世代)と合わせ、大型液晶パネル向けでは世界最大になるとしている。
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