米Google傘下のYouTubeは7月14日、Viacomとの著作権侵害訴訟で命令を受けていたユーザー情報の提出に際し、ユーザーの身元特定につながる可能性のある情報を隠すという条件でViacomと合意したことを明らかにした。Googleは、ニューヨーク州南部地区連邦地裁から、YouTubeユーザーのビデオ視聴記録をViacomに提供するよう命じられていた。
連邦地裁の文書によると、GoogleはViacomに提出する視聴履歴データのユーザーIDとIPアドレスを別の情報に置き換えるとしている。
またViacomは当初、ユーザーの個人ビデオへのアクセス履歴、YouTubeの検索技術、ビデオ識別技術などの情報までも要求していたが、同社はこれを拒否し、連邦地裁も同社を支持したことも明らかにした。
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