米MySpaceは7月22日、OpenIDのサポートを表明した。
OpenIDは、1つのユーザーIDを複数のWebサイトで利用する技術で、米SixApartが2005年に開発した。OpenID発行サイトで1度IDを取得すれば、対応サイト(認証依存サイト)に同じIDでログインできる。MySpaceのユーザーは、MySpaceのIDで対応サイトにログインできるようになる。
また、同社が推進するData Availabilityイニシアチブの強化を発表した。Data Availabilityイニシアチブは、ユーザーがMySpace上で作成したコンテンツやデータを、自分が選択したほかのWebサイトと動的に共有できるようにすることを目的としたもの。
今回の強化により、Data Availability対応サイトはMySpace RESTサービス経由で取得したMySpace APIを24時間キャッシュし、その間MySpaceメンバーの体型、人種、氏名、宗教、飲酒や喫煙などについてのデータを共有できる。一方、 MySpaceプロフィールの中核要素(年齢、居住地、生年月日、性別、ニックネームなど)は、対応サイトに恒久的に保存できる。MySpaceユーザーは、どのデータをどのサードパーティーサイトに公開するかを一括管理できる。
また映画専門SNSのFlixsterと、ソーシャルカレンダーサイトEventfulが、MySpaceのData Availability Platform採用を発表。MySpaceユーザーはMySpaceと両サイトの自分の情報を自動的に同期させることが可能になる。
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