米Microsoftは8月12日(日本時間13日)、月例アップデートで「緊急」レベル7件、「重要」レベル5件のセキュリティ更新プログラムを公開する。7日の事前告知で発表した。
緊急パッチの7件はWindows、Internet Explorer(IE)、Windows Media Player、Access、Excel、PowerPoint、Officeの脆弱性をそれぞれ修正するもの。いずれも悪用されると、第三者によってリモートから任意のコードを実行されてしまう恐れがある。
このうちAccessのパッチは、MicrosoftとUS-CERTが7月7日に情報を公開して注意を呼び掛けていたSnapshot Viewerの脆弱性に対処するものとみられる。この問題では既に悪用コードが出回り、ターゲット型攻撃の発生が多数報告されている。
重要レベルパッチの5件はWindows、Outlook Express、Windows Messenger、Wordが対象。情報流出やリモートでのコード実行につながる脆弱性に対処する。併せて毎月恒例の悪意あるソフトウェア削除ツール更新版と、セキュリティ以外のアップデートも公開する予定。
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