米Cisco Systemsは8月27日、LinuxベースのWebメールシステム、カレンダー、コラボレーションソフトを企業向けに提供する米PostPathを買収すると発表した。買収金額は約2億1500万ドル。取引は10月末までに完了する見通し。
この買収により、CiscoはWeb会議・コラボレーションサービスのWebExに、PostPathのメールとカレンダー機能を追加し、サービス全体を強化する。PostPathのソフトはMicrosoft Exchangeをはじめとする多くのメールソリューションと互換性を持ち、クライアントはAjaxを利用する。またBlackBerryなどの携帯端末にも対応する。
Ciscoはソフトウェア戦略拡充を目的とした買収に力を入れており、一昨年から昨年にかけて、WebExのほかゲートウェイセキュリティ企業のIronPort、企業向けポリシー管理ソフトのSecurentなどを買収している。
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