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再び「ローゼン麻生」首相期待でアニメ関連企業の株価上昇

» 2008年09月02日 11時27分 公開
[ITmedia]
photo 麻生幹事長

 9月2日午前の東京株式市場では、アニメ関連企業などの株価が上昇した。福田康夫首相の突然の辞任表明を受け、次期首相に麻生太郎自民幹事長が有力視されていることから、コンテンツ振興策が進むのではという思惑で買われているようだ。

 午前に値上がり率トップとなったのは、東京・秋葉原などで「ゲーマーズ」を展開するブロッコリーで、午前終値は前日比26円高(+44.8%)の84円。まんだらけは、買い気配(5万円高の35万3000円)のまま値が付かなかった。

 アニメ制作会社などを傘下に持つGDHが1000円高(+12.8%)の8800円、「攻殻機動隊」などで知られるプロダクション・アイジーなどの持ち株会社、IGポートが5000円高(+8.6%)の6万3000円、東映アニメーションが120円高(+5.2%)の2420円などと高かった。

 1年前に安倍晋三首相(当時)が突然辞任表明をした際も、麻生幹事長が次期首相として有力視されたことから、アニメ関連企業の株価が急上昇したことがあった。ただ、今回は当時よりは限定的な上昇にとどまっており、若干落ち着いている印象だ。

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