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CCやBCC、5割が理解していない 「マルチメディア検定」3級試験結果

» 2008年09月02日 16時30分 公開
[ITmedia]

 CG-ARTS協会がこのほど公開した「マルチメディア検定」の3級試験(昨年11月実施)の結果によると、メールの「CC」と「BCC」の使い方について正しく理解していない人が約半数いたという。

 マルチメディア検定は、PCやネットを活用しコミュニケーションする上で必要な知識や技能について評価する試験で、特設サイトで過去問題も公開している。

 3級〜1級まであり、一番下の3級は、簡単なWebページやプレゼン資料を作成したり、デジタルコミュニケーションに関する基礎用語を理解できるレベル。

 CCとBCCについてたずねたのはこんな問題。A氏が、メールの宛先として、TOにB氏、CCにC氏、BCCにD氏・E氏を指定して送った場合、D氏に届いたメールには誰のメールアドレスが表示されるか――というもの。正解の「A氏とB氏とC氏」と答えられたのは、全体(2146人)の49.4%だった。

 社会人は73%が正解したが、大学生は41%、専門学校生は45%、高校生は42%と学生は4割台にとどまった。「CCとBCCの正確な使い方が意外に知られていないという実情を示す結果となった」と同協会はコメントしている。

 次回の同検定は11月30日に実施する。出願は9月2日から10月15日まで受け付けている。

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