ソニーは9月9日、PC「VAIO」新製品として、写真編集に特化した「フォトエディション」を発表した。一眼レフデジタルカメラが普及し、PCで本格的な写真編集を行うニーズが高まっていると判断。Macユーザーの多いプロやハイアマチュアの写真家向けに売り込む。
ハイエンドのデスクトップ「type R」シリーズとノート「type A」シリーズに、写真編集に最適な機能やソフトを搭載した。
type Rは25.5型の大画面ディスプレイ一体型PCで、Adobe RGBカバー率96%、type Aは18.4型ディスプレイで同100%の広色域表示に対応した。
それぞれ、外光の映り込みを防ぐアンチグレア液晶を採用。ICCプロファイルによるカラーマネジメントに対応している。type Rには外光を遮断するディスプレイフードが付く。
RAW現像・画像管理ソフト「Photoshop Lightroom 2」や画像編集ソフト「Photoshop Elements 6」をプリインストールした。
オープン価格で、実売予想価格はtype R(VGN-AW70B/Q)が40万円前後、type A(VGN-AW70B/Q)が32万円前後。それぞれ9月13日に発売する。
同社広報部はフォトエディション投入の背景について「一眼レフデジカメ市場の拡大が続いている。画像編集分野はMacが強いが、Windows PCで写真編集にこだわった製品のニーズも高まっている」と説明している。
type Rとtype Aには、動画編集に特化した「ビデオエディション」もラインアップしている。
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