セキュリティ企業のPanda Securityは9月11日、マルウェア配布の目的で偽のYouTubeサイトを作成できる新型アプリケーションを発見したとブログで伝えた。
このアプリケーションは、スペイン語の設定画面で不正ファイルの場所や偽サイトで表示する警告メッセージ、動画のプロパティなどのオプションを設定できる。
設定を完了すると、偽のYoutubeサイト用の「Index.html」と、マルウェアがダウンロードされた後に表示されるエラーメッセージサイト用の「Error.html」という2種類のファイルが作成される。
出来上がったページは本物のYouTubeそっくりのデザインで、例えば「Flash Plyayerの最新版が必要です」などのメッセージを表示してユーザーをだまし、プラグインをインストールするように偽装しながらマルウェアに感染させることができるという。
マルウェアはワーム、トロイの木馬、ウイルス、アドウェアなどどんな種類のものでも配布できるという。
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