米Googleは9月15日、Windows用のデスクトップ検索ツールの新版「Google Desktop 5.8 for Windows」をリリースした。前バージョンの処理速度の問題点を修正したとしている。Google Desktopのページでダウンロードできる。
同社はパフォーマンステストと、ユーザーからのエラー報告をもとに、パフォーマンスを落とす要因を分析し、修正した。例えば、起動時のメモリ使用量を約50%削減したほか、シャットダウンの速度が従来よりも5倍速くなったという。
前バージョンでは、他社製ソフトウェアとのやり取りで問題が生じるケースがあることが分かった。そのため最新版では、他社によるガジェットがPCの処理速度を落としている場合、そのガジェットを削除するかどうかを尋ねるシステムが追加された。
またメモリ使用量を減らし、メモリフラグメンテーションを最小限に抑えるために、Google Desktopが実行するプロセスの数を減らし、プロセスをリサイクルするようにした。そのほかには、OutlookでGoogle Desktopを利用する場合のメモリ使用量を減らし、安定性を高めたという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR