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「PostPet」がDS用育成ゲームに 来年発売東京ゲームショウ2008

» 2008年10月10日 15時33分 公開
[宮本真希,ITmedia]
画像 画面は開発中のもの。(C)So-net Entertainment Corporation/Marvelous Entertainment Inc.

 ソネットエンタテインメントとマーベラスエンターテイメントは10月10日、「PostPet」のキャラクターを育成して楽しむニンテンドーDS用ソフト「PostPetDS」(仮称)を来年発売すると発表した。

 3D仮想空間「ポストペットランド」で、ピンクのクマ「モモ」など11種類のペットと自分のアバターが一緒に暮らすシステム。ペットにおやつをあげたり、お風呂に入れたり、着替えさせたりしながら、“一人前のペット”に育てる。仮想空間内をペットと冒険することもできる。

 「東京ゲームショウ2008」会場で開かれた発表会で、監督を務めるゲームクリエイターの西健一さんは「テーマは夢。かわいさいっぱいだが、PostPetのシュールな面もゲームに入れていく」と話す。PostPet開発者の八谷和彦さんは「男性でも楽しめるよう制作中」と話していた。

 マーベラスの和田康宏常務は「PostPetのキャラクターは誰でも知っているので、ゲームを作れるのは“おいしい”。30万本くらいを目指して販売していきたい」と目標を述べた。


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画像 発表会にはモモが登場

 PostPetはメールソフトとして1997年にサービスを開始。今年5月には携帯電話向けにRPG風すごろくゲーム「ポストペットパラダイス」を公開したほか、今夏、ユーザー同士で交流できるSNS的なWebメールサービス「PostPet 4you」を始めるなど、マルチプラットフォーム展開を進めている。

 DS化はPostPetが10周年を迎えた昨年、「新しいことを始めたい」と企画。「PostPetをニンテンドーDS用ゲームにしてほしい」といった要望も以前から寄せられていたという。

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