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“WBC星野監督”反対に数千件 署名サイトが存在感

» 2008年10月20日 14時00分 公開
[ITmedia]
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 星野仙一氏のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)監督就任に反対する署名4000件、こんにゃく入りゼリーの製造中止に反対する署名2万件――誰でも署名を集められるサイト「署名TV」で、話題のテーマに関する署名が続々と集まっている。

 ネットベンチャーのユナイテッドピープルが運営しているサイトだ。署名を呼び掛けるには、氏名や住所、職業、生年月日などを入力して会員登録し、集めたい署名のテーマや説明文を書き込むだけでOK。ブログパーツ用のHTMLコードを発行しており、署名活動をブログで紹介することも可能だ。

 署名するだけなら会員登録は不要。賛同する呼び掛けを見付けたら「今すぐ署名する」をクリックし、名前やメールアドレス、住所など、署名ごとに設定された必要な情報を入力すれば署名できる。

 今年3月にオープンし、累計で159件の署名活動が行われている。成果を報告するページでは、署名数や提出先などが報告されている。


画像 現在受け付け中の署名

 現在受け付け中の署名活動は126件、総署名数は約7万4000件。10月20日時点では署名数が1000件を越えているのは「1000万人移民案の阻止と代案の発案」「諫早湾干拓問題の開門調査を求める署名」など8件ある。

 サイトの説明文によると「よりよい方向に世の中が動いていってほしいという願いから運営している。1人で発言するより、1000人、1万人で発言した方が影響力がある。同じような意見を持つ人と一緒に社会に意見を発する場が必要と思い、サイトを開設した」という。

 ネット上の“民意”を反映する手段として、署名サイトが存在感を増してくるかもしれない。

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