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ビジネス系ニュースサイトが順位上昇 ネットレイティングスの新ネット視聴率データ

» 2008年11月27日 12時28分 公開
[ITmedia]

 ネットレイティングスは10月27日、ネット利用動向調査「NetView」の集計方法をリニューアルし、家庭と職場からのアクセスを統合した新方式に基づく月間ネット視聴率データを公開した。10月の利用者数ランキングでは、家庭からのみを計測した場合と比べ、ビジネス系ニュースサイトが大幅にランクアップした。

 新NetViewでは「家庭のみ」「職場のみ」の集計に加え、家庭と職場を合わせたアクセス数やユニークユーザー数、利用時間を推計する。iTunesやGoogle Earthなどのインターネットアプリケーションによるコンテンツ利用も集計対象にした。

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 10月で見ると、Yahoo!JAPANのユニークユーザー(UU)推計は、家庭のみが4138万4000人、家庭と職場全体(両方で利用するユーザーの重複を考慮した合計)が4844万3000人だった。Googleは家庭が2808万人、全体が3452万6000人、楽天は家庭が2226万1000人、全体が2748万5000人と、全体の方が家庭のみよりも、20%前後増えている。

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 家庭と職場全体からの利用者数ランキングでは、家庭のみのランキングと比べ、ビジネス系ニュースサイトが順位を上げ、エンターテインメント系サイトや主婦サイトは順位を下げた。

 「nikkei BPnet」は家庭のみでは51位(469万7000人)だが、全体では39位(757万3000人)と順位を12上げた。「ITmedia」は家庭のみの60位(417万3000人)から全体では49位(665万1000人)に、「NIKKEI NET」は78位(371万6000人)から53位(617万人)に、「Impress Watch」は81位(367万4000人)から63位(550万4000人)にランクアップしている。

 逆に「mixi」は家庭のみでは29位(783万8000人)だったが、全体では33位(914万1000人)にランクダウン。「GyaO」「フジテレビ」「クックパッド」も順位を下げた。

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