米Google傘下のYouTubeは12月2日、ユーザー体験向上を目的に、成人向けコンテンツの規制強化などの変更を加えたと発表した。
同サイトはポルノや性行為を含むビデオを通報を受け次第削除しているが、「sexually suggestive(性的なものを暗示する)」と考えられるビデオについても判断基準を厳しくする。sexually suggestiveとは、性行為など露骨なコンテンツは含まないが、そういったものを連想させる内容のビデオを指す。この種のビデオは禁止はされないが、年齢制限付き(18歳未満は視聴できない)となる。またsexually suggestiveコンテンツや不適切な言葉を含むビデオは、「Most Viewed」「Top Favorited」などのページで上位に来ないようにアルゴリズム処理を加えるようにする。
動画のサムネイルも改良した。アップロードした動画のサムネイルとして表示する画像を3つの候補から選択できる点は変わらないが、候補をビデオ開始からの経過時間に基づいて自動的に生成するのではなく、アルゴリズムで生成する。
最後に、ビデオのタイトルやタグ、説明文などの情報が誤解を招かない、正確なものとなるよう管理するとしている。
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